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転職の面接で採用される方法

今回は転職の面接で採用される方法について考えてみたいと思います。

転職の面接で多くの人がやってしまうのが自己アピールばかりに一生懸命になることかも知れません。確かにそれで採用されるパターンもあると思います。

しかし、中途採用の場合、企業側はどんな人材が欲しいかということが明確になっているケースが多いです。

例えば退職者が出て、そのポジションを埋めたいとか、事業拡張のために特定の能力がある人を探しているとか・・・

言い換えると、優れた人だから、経験が豊富だから、能力が高いから採用されるとは限らない・・・ということになります。

そこでいくら自己アピールをしたとしても、相手のニーズに合っていなければ採用されることもないわけです。

また、面接を受ける側もそういった企業のニーズを把握しておかないと、たとえ入社してもこんなはずではなかった・・・となります。

どんな人材を求めているのか、どんな会社で募集している内容は・・・という風に自分なりにできるだけリサーチしておくことが転職の面接では大切なポイントになります。

そして、相手のニーズを理解した上で、自分がそのニーズに対してどのようなことを提供できるか・・・を相手に伝えることが大事になってきます。

良い印象を残すには?

よい印象を相手に与えるにはどうしたらいいのでしょうか。そのためにはまずは当たり前のことを当たり前にこなす・・・ということだと思います。

大切なことをいくつか挙げておくと:

1.誠実な対応を心がける
2.感謝の気持ちで面接に望む
3.マニュアル通りに話さない、自分の言葉で話す
4.相手の話に耳を傾ける

ということになります。

誠実な対応といっても、実はできていない人が多いです。

誠実ではない人が多い・・・という意味ではありません。

誠実に見えないような、もったいないことをしている人が多い・・・という意味です。(どうやったら誠実に見えるか、ということについては後程詳しくご紹介してゆきます)

感謝の気持ちで面接に望むと書きましたが、これは成功している人に共通していることだと私は思っています。仕事で継続して成功している人には、必ず感謝の気持ちがあります。

面接も当たり前だと思うと、対応が雑になったりします。

しかし、相手も時間を割いて自分のためにこうして面接してくれている・・・・ということに感謝すれば、おのずと誠実な対応になってくると思うのです。

また、自分の言葉で話すことや、相手の話をしっかりと聞くことも大切。面接ではあせって話すことばかりに気をとられている人もいますが、案外大切なのは聞くことなのです。

自分の言葉で話そうとすると、流暢に話せないかも知れません。

しかし、それで構いません。

大切なのは、「自分の言葉で話すこと」、「一生懸命話すこと」です

その方が、上手なことを言うよりも、面接官には良い印象を与えることができると私は思います。

経営者の視点で

中小企業の面接ともなると社長が直接面接をする場面もあるでしょう。

そういった場面でよい印象を与えるためには、雇われる・・・という立場ではなくて、経営者の目線で物事を考え、質問に答えるということも必要になってくると思います。

では経営者の視点とはどういったものでしょうか?

雇われる立場で物事を考えると、給料のことですとか、自分がやりたい仕事かどうか・・・といったことになるかも知れません。

そういったことは勿論大事なことだと思うのです。

しかし、経営者の視点になってみると、大事なのは利益を上げること、会社を存続させてゆくといったことが大事になってきます。多くの社員を抱えて、その人たちの生活も守らなければなりません。

時には、そういった経営者の視点で物事を考えて、自分は会社に何をどのように貢献できるか・・・また、それが経営者にとってはどのような助けになるのか・・・と考えることも私は大切なことだと思っています。

勿論、そんな風に完璧に考え、質問に答えることはできないと思います。

しかし、そういう経営者の視点を意識しているだけで、面接では大きな違いが出てくるのではないでしょうか。

職務経験

転職面接の場合は、新卒と違って社会人としての経験も豊富です。

そのために、社会人としてどのような職務経験を積んできたか・・・が問われることになります。

そして、その職務経験をどのように生かし、そして、会社に貢献してゆけるかが大切になってきます。

そのためには自分の強みや自分がその特定の会社に貢献できることをまずは書き出してみることです。そして、それを面接で採用担当者に伝えることです

勿論、職務経験の中にはマイナスのこともあるでしょう。失敗したことだってあると思います。

実際、そういうことを問われることがあるかも知れません。

しかし、そういう時は失敗したかどうかを聞いているというよりは、その後の対応を採用担当者は知りたいのだと思います。

ですから、失敗をどのようにプラスに変えたか、また今後どのようにその経験を生かすのか・・・という考え方が大切になってくるのではないでしょうか。