面接対策と心得
面接で採用される人とされない人の違いって何でしょうか?
それを簡単に言うと、面接官に対して、「感じが良い」と映った人とそうでない人の違い・・・ではないでしょうか。
勿論、転職などの場合は職歴であったり、実績なども大きく関係します。しかし、選んでいるのは同じ人間です。面接官も私達と同じ人間ですから、感情があります。
どうせ一緒に仕事をするなら、自分の会社にむかいいれるなら、できる人間は勿論ですが、それよりも「感じの良い人」が良いと思うのは当然のことなのです。
ただ、面接というのは短時間で行われるために、本当のあなたの姿が相手に伝わらないことがあります。
そのため、何を相手に言うかよりも、どう見えるか・・・の方が大きく影響してくることがあります。
そう考えると自分をどう見せるかも大切ですが、相手がどんな人を求めているのか・・・を考える必要があります。
そう、つまり相手の立場になって考えてみるということになります。
自分が面接官だったら?
もしあなたが面接官であればどんな人が良いと思いますか?
仕事ができそうな人・・・もそうでしょう。でもそれ以前にどんな人が良いでしょうか?いくつか箇条書きにしてみてください。例えば:
・誠実な人
・まじめな人
・明るくて前向きな人
・問題に真剣に取り組む人
・謙虚な人
・他人を尊重できる人
・マナーの良い人(ビジネスマナー)
・・・という感じです。
逆にどんな人は嫌ですか?
・暗い人
・マイナス思考な人
・威張った態度でいる人
・自分勝手な人
・他人を尊重しない人
・不真面目な人
・・・例えば、そんな感じでしょうか。
面接の時間は短いですから、自分の性格であったり人間性を正確に伝えることが困難な場合もあります。
ですから、第一の面接対策としては、相手が求めていることを理解し、それを相手に差し出すこと・・・がポイントです。
自分が伝えたいことを伝えるのは面接対策にはならないと思います。
大切なのは、相手を理解することです。
採用したいと思われる人の特徴?
面接対策というと技術的なこと、例えば、志望動機や退職理由、転職理由、自己PRや短所・長所、質問の答え方・・・などなどをしっかりと予習することだと思いがちです。
確かにそれは大切なことで、当サイトでもそれらに関しては1つ1つ詳しくご紹介してゆきます。
しかし、そういった対策の前に大切なのはあなたの気持ちの部分ではないかと思うのです。
私も面接官として多くの就職希望者の方と接してきましたが、採用したいと思う人にはある特徴がありました。
それは、その面接にかける思い・・・です。この会社で働かせてもらいたい・・・という強い気持ちがあるかないか、これが大事だと思うのです。
そして、この会社で働きたいという強い気持ちを持っていた人達は面接を受けることができて自分はラッキーなんだという気持ちでいたと思います。
面接してもらうのは当たり前・・・そういう人はどうしても態度に出てしまうものです。
だから、面接に向かうときは、面接をしてもらってありがたい、感謝しよう・・・そういう気持ちで行ってください。その気持ちは言葉にしなくとも、面接官には伝わります。
相手だって人間です。感謝できる人とは一緒に働きたいと思うものです。
笑顔で相手に好意を持つ
面接の心得として大切なことはまだ他にもあります。
1つは笑顔で接する・・・ということです。
勿論、本番では緊張します。緊張しているのに笑顔になんてなれません・・・と思われるかも知れません。
しかし、面接で大事なのは自分がどう思っているかではなくて相手がどう感じるかです。それを考えたら笑顔はとても必要なことだと思うのです。
笑顔でやってくる人はとても印象がよいものです。
笑顔は前向きだとイメージさせてくれます。人柄が良い、優しそうだとも思ってもらえることが多く、人は常に笑顔でいる人には好意を持つものです。
だから、緊張したときこそ笑顔でいてください。
もう1つは相手に好意を持って接するということ。
好意といっても好きになるとかそういうことではありません。
ただ殆どの場合、応募者というのは面接官のことを鬼か何かと思っているかのように接しているのではないでしょうか。
勿論、中には威圧的な態度で質問してくる人もいます。(これは圧迫面接という面接のテクニックの1つであることがあります)しかし、こちらがこの人は嫌だなぁ・・・と思ってしまうと、相手にはそれが伝わるものです。
それよりも、相手はわざわざ自分のために時間を割いて面接をしてくれている人なんだ・・・という気持ちで接することです。
そういう気持ちでいれば相手にもそれが伝わるものですから。
勝ち負けじゃない
よく不採用が続くと、自分は負け組みなんだ・・・と落ち込んでしまう方がいらっしゃいます。
でも人生に勝ち負けなどは私はないと思っています。
不採用が続いて、やっと入社した会社で自分の夢を叶えた人もいます。
一発で採用されても、入社してみたらイメージしていたのと違った・・・ということもあると思います。ですから、何が幸いするかなど誰にも分からないわけです。
それに面接は人の優劣を決めるものではありません。
あくまでも、その会社が募集しているその職種に合っているかどうかをその会社が判断するのであって、採用されなかったら、この会社とはご縁がなかった・・・というサインなのだと思ってみてください。
採用されなかったのは、あなたにはもっと合った会社がありますよ、あなたが活躍できる場所は他にありますよ・・・というサインなのだと思います。
そして、そういう気持ちで面接に望むことも大切なことかも知れません。
そうすれば緊張はしても、緊張し過ぎることはなくなると思うのです。
勿論、ビジネスマナーは大切なこと。面接にもマナーというものがありますから、素の自分を出せばよいというわけではありません。
しかし、自分を必要以上に大きく見せる必要もありません。
誠実な気持ちで、相手に(面接をしてくださってありがとうございますという)感謝の気持ちを持って、等身大の自分で相手と向き合うことが面接を成功させる秘訣だと私は思っています。