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面接で自己紹介。対策と例文

面接では「自己紹介をしてください」と言われることもあります。こんな場合、よくやってしまうのが本当に自分のことをまとめて自己紹介してしまうことです。

何が問題なの?と思われるかも知れません。
しかし、これが問題なのです。

特に転職などの場合、中途採用を行う時というのは、企業側に欠員が出たことがきっかけだったり、新たな事業に取り組みたいから・・・という風に欲しい人材というのがある程度明確なことが多いものです。

ですから、採用担当者は何が聞きたいかというと、あなたが自分達が求めている人材にどれだけ近い人物か・・・ということなのです

そのため、その企業が求めている内容を中心にして話をするのが一番ということになります。

例えば、募集している職種が営業職であったならば前職での営業経験などを中心に話すことができます。

営業未経験の場合でも、今までの経験が募集している営業職に対してどのように役立つのかを説明するといいでしょう。

新卒の場合であっても、今まで大学でやってきた経験などを踏まえて話をするといいと思います。

また、転職回数が多い方の場合、話すことは多くあるとは思いますが、特に今応募している企業にとって重要な内容をピックアップして話をするとよいと思います。

自己紹介の例文や事例など

営業職の場合

「私は主に酒類全般を取り扱っている○○○○株式会社の営業推進課で課長代理として新規開拓や既存顧客への営業などを行っておりました。

昨年は、新規獲得件数は50件を達成しました。担当顧客件数は200件で、年間の売上高は年間で5000万円でした。

新規顧客獲得においては販路を増やすだけでなく、新たな市場を獲得することに力をいれました。

私はこれまで雇われる側の立場だけで考えず、経営者の視点に立って物事を考え、行動したいという信念を持って働いて参りました。

営業職として今まで培ってきたものを御社で発揮させていただきたいと思っております。宜しくお願い致します。」

ポイントはここ

この自己紹介の例文のポイントは数値を上手に使っている点です。

新規顧客をどれだけとったのか、実績はどれくらいだったのか・・・は採用担当者も気になるところ。また、数字というのは説得力があります

また、上記の例文とは少し離れますが、自分がどれだけ一生懸命やってきたのかをアピールする場合、一生懸命やったことがその会社にとって、どのようなプラスの影響があったか・・・ということを具体的に説明できるといいかも知れません。

一生懸命に話す、一生懸命に説明しようという姿勢は評価されることがあります。ただ、自分の職歴や経験などを語るときは一生懸命だった・・・だけでは説得力が足りないかも知れません。

一生懸命やった結果として、どれほどの実績をあげたのか、また何をどんな風にやってきたのか・・・を具体的に話す必要があると思います。

自信がない場合はどうする?

未経験であったりすると自信が持てないこともあるかも知れません。

しかし、それをそのまま面接で言ってしまうと、あまりよい評価にはつながらないかも知れません。

もし自信がなかったとしても、自信がなくてもそれをカバーするだけの何かが相手に伝えられればよいのです。

それは例えば、直接の経験はありませんが、以前の職場でやっていた○○○という経験がこの仕事に必ず生きてくると思います。という風にして伝えることもできると思います。

また、未経験だからこそできること、違った視点から考え、そして実践できるといった利点もあります。

そういった面を上手にアピールしてもいいかと思います。

準備が全て

こういった自己紹介に関しては履歴書や職務経歴書にも書く内容であることが多いと思います。ですから、事前に準備ができていなくてはいけません。

自宅でリハーサルをやってみるのもとてもよい練習になります。

また、どんな自己紹介をするにしても、応募先の企業のことを詳しく知らなければどんな話をしたらいいのかも分かりません。ですから、しっかりと相手のことを調べ、その上で何を話すべきか・・・を決めると良いかと思います。